自堕落な1日
2003年11月8日☆目覚めが悪い
よく寝たはずなのに体が重い。
体にムチうってやっと起き上がって
なんとか、お風呂に入る。
☆こんな時は本に限る
いつもの半身浴読書の時間だ。
今日はやっぱりずっと前に買ってほってあった
「マークスの山」高村薫著を読み始める。
実は映画化もされたこの本、以前ハードカバー版を
図書館で借りて読んだことがあったのだが、
文庫化にあたってかなり書き換えたらしいと聞いて
買ってみた本。
☆確かに変わっている
この作家らしい。
こだわりが強くて、完璧主義なんだろうな。
プロ根性というか、真に小説家なんだろうけど
この人の本、なかなか文庫化されないというもの
わかる気がする。だからハードで読んでしまっている。
☆女性だから描ける?
この作家の本は一通読んでいるけど、
ものすごい描写が細かくて読むのが面倒になるときもある。でも、かなりしっかり調査されているであろうと思われる程
のディテールがストーリーの真実味と深みを持たせるし、
話は面白いので読者を先に読ませる力を有していて、
なんといっても出てくる主人公の男性がとっても魅力的だ。
最初は内容と名前からてっきり男性だと思っていたけど
ひょんなことから知り合った翻訳家の方に言わせれば
こんなしつこい細かい描写をするのは女性だよ。と言われ、
だから、こんなに女性にとって魅力的な男性像が描けるのだなと逆に納得した。
☆現実逃避の読書
は続きます。
面白くて上巻を全部読んでしまったが、
残念なことに下巻は買ってなかった。
明日、買いに行こうかなっ。。。
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