昨日の続きの話

そこは15畳ぐらいの畳のお部屋。
その中には古ぼけた家財道具いや和風のアンティークな家具
星一徹がひっくり返しそうな木製のちゃぶ台と座布団

そんな空間がなぜか東京銀座にあった。
とある通りにある飲み屋さん。
偶然ネットで見つけて行ってみたかった店。

家で飲んでいるみたいなくつろぎ感があるんだなぁ。
それに、その日はその部屋私たちが貸切状態だったから。
外で飲んでいる緊張感がなく、ゲラゲラと盛り上がってしまい。
まるで、大酒飲んでいるように騒いで楽しんじゃって
飲んだのは生ビールジョッキ1杯と焼酎2合ぐらいだったのにね。

あっ？だから誰もこの部屋に来なかったのか？
まぁーいいかっ。。。。

その焼酎も
目の前にある七厘の炭火で温めた焼酎、
陶器の土瓶のような急須のようなモノに入っている。
それはお猪口で、まぁ一献　なーんて。
この部屋の雰囲気にマッチしているのだ。

昔の年代モノのたんす
そう、黒い金具の留め金の引き手がついているような奴
の真横に私たちのちゃぶ台があった。

やっぱり？
引き出しあけたくなるのが人情ってもんでしょ？
私と友だちは少なくともその種の人間だった訳で。。。
1つ目の引き出しを開けてみたら・・・



ウチワが出てきた。



私たちと同じ発想をする誰かが開けて
入れていったんだなぁ

ちょっと嬉しくなる。
じゃあ、次の引き出しはっ？
って思うよねぇ〜。
そこで見つけたのが・・・







どっさり！

と書かれた紙きれ。




？？？？？
・・・・顔を見合わせる私たち。
二人とも無言で同時に次の引き出しを開けにかかるが


あれ？
今度は開かないっ！！！
次の引き出しはっ？



みっしり

と書かれた紙きれ



ふたりして声をそろえて
あああああぁぁぁ（あった喜び）
ほおおおおぉぉぉ！！！（そう来たか、やられたな）
無償に嬉しくなり、一方でどうして2番目が開かないの
と口惜しく思ってしまう。（←かなり壊れてる）


ここまで来たら最後の引き出しまで行くしかないでしょ。
最後の引き出しを二人で勢い込んで引いてみる



なーーーいっ（がっくし）
なーーーんだ、つまらん（ぶぅぅー）

いや、違うよ
これは指令？メッセージ？ことば遊びだね。
じゃあ、応えてあげなくちゃあ

で、考えた挙句





ぎっしり

と書いた紙切れ





置いてきました。


ついでにウチワが入れてあった引き出しには

やっぱり？
開けたくなるよねぇ〜
わかる、わかる。

というメッセージの紙切れを。

全く余計なお世話な
自己満足のいたずらだ。
しばらくしたら、また行ってみようかな
気がつかず通り過ぎていく人もいるんだろうけど
それはそれ、気がついた人だけが楽しめる仕掛けを
こっそり潜ませておくのがいいねぇ〜
遊び心がある人が座ってくれますように！

火曜も水曜もダイエットはお休み。